イケてるWEBマーケターになるための2つの方向性
近年WEB業界は細分化され、分野ごとにさまざまな方法論が確立されてきています。各分野が広がりを見せてきたため、業務上必要な知識も増えてきました。
マーケターやコンサルを名乗る人の質もピンきりです。(基本的にえいや、で名乗れる肩書なので、スキルや知識がない人も非常に多いです。)
細分化されたWEB業界において、イケてるWEBマーケターになるためには大きく以下2つの方向性があると思っています。
1)ジェネラリストタイプを目指す(全体的な視点でのweb運営、コンサル向け)
Webマーケに必要な知識を網羅的に理解します。必要な知識については後述します。
2)T型を目指す(より専門職系)
Webという業界の中でも、更にどこかの分野に専門性を持ちます。(Tの部分はスキル的な突出を表します。)またただの専門野郎なのではなく、専門分野を持ち、かつジャネラリストを目指します。ここでのジェネラリストと1)との違いは、1)のほうが幅広い知識をより深く理解する必要がある点です。
「何かしらの知識だけか持っていない。」という方は変化の激しいweb業界で生き残ることは困難です。(あなたのやっているその仕事は2年後にはあるかわかりません。Web業界はそれほど変化が早いです。かつ、さまざまな知識を横断させないと判断できないことばかりです。特定分野しか知らないということは、それだけ特定分野の知識も浅薄になっています。)
■優先順位別必要な知識
これらの知識を道筋なく付けていこうとしたらとんでもないことになり、何だかよくわからなくなります。優先順位を付けて、段階的に習得するのが効率的です。(ある分野を理解出来ないと、別の分野が理解しにくい、等多数あるので、段階を間違えると非効率です。)
1)優先順位1
HTML/CSS,SEO基礎,PPC,アクセス解析(基本的にGAを自分の腕にしておく),デザインの基礎,webディレクション
2)優先順位2
プログラミング基礎(php&mysql等webプログラミングの基礎),SEO応用(クローラーの動作やネットワーク,DB周りのSEOに関する知識、ロングテール戦略の方法、GAを絡めたキーワードの効果測定等など),ネットワーク基礎
3)優先順位3
英語,プログラミング応用,ネットワーク応用
⇒ココらへんからある程度知識・スキルで差別化出来る。
※ T型typeであれば更にどこかで専門性を身につける。
例えば、
SEO…実践と研究を行い方法論を確立
プログラミング…ある程度何でも作れるようになるor利用できる言語を増やす
アクセス解析…(解析能力向上と別の解析ソフトの利用。また解析ソフトの仕組みやシステム、ネットワーク周りのことを理解)
どの分野でも最新情報の習得は必須です。各分野のスペシャリストのブログや、業界ニュースを扱っているサイトをRSSで登録して常に情報をチェックしましょう。
情報感度の高さが、クソマーケターとイケマーケターを分けます。
■ポイント
1)web系であれば定期的な情報収集は必須である。業界は日進月歩。
2)web業界はドライ情報ばかり。実践してなんぼである。知識&実戦のみが道を開く。
3)全てのweb人にプログラミングは必須である。プログラミングから逃げるな!
4)英語ができないと、ある以上のレベルにはいけない。英語での情報収集は多いです。